危険物の正しい取り扱いについて - 新潟県危険物安全協会

ドライバー自身が給油するセルフ方式のガソリンスタンドが、年々増加しています。給油が安全に行われるよう給油ノズルに安全装置の機能が設けられると同時に、危険物取扱者が十分に監視等を行っていますが、取扱方法を間違えると大きな事故につながります。セルフスタンドを利用して給油する皆さんは、次の点に注意して安全に給油してください。

1. 車やバイクのエンジンは必ず切って下さい。
   
   
2. タバコ等の火気は厳禁です。
   
   
3. 車やバイクに適した油種を確認しましょう。
   
   
4. 静電気除去シートに素手でタッチし、体に溜まっている静電気を取り除いてから車やバイクの給油口のキャップを開けましょう。
5. 給油ノズルを車やバイクの給油口の止まるところまで差し込み、給油ノズルのレバーをしっかりと握って給油しましょう。
6. 満タンになると自動的に給油はストップするので、この後に継ぎ足し給油をすると燃料が給油口からこぼれることがあります。継ぎ足し給油はしないでください。
7. 給油終了後、給油ノズルを所定の場所に収納する際は、給油ノズルのレバーを握ってはいけません。レバーを握らずに収納しましょう。
   
   レバーを握ると燃料がノズルから吹き出て
   思わぬ事故になります。
   
8. 給油口キャップを閉め忘れたまま車やバイクを走らせると、給油口から燃料や蒸気が漏れる恐れがあり危険です。キャップは必ず閉めましょう。
9. セルフスタンドではガソリンや軽油を容器に入れることはできません。
10. 不明な点は、インターホンで監視者に確認しましょう。

ストーブ等暖房器具の使用機会が増える冬季は、毎年、河川などへの灯油の流出事故や火災が多発します。次の点に注意して灯油の流出事故や火災を防止しましょう。

1. ホームタンクからの小分け中は、その場を離れないでください。
2. 小分けが終わったら、バルブをしっかり閉めて、閉めたことを確認してください。
3. 降雪前にホームタンクからの配管に異常がないことを点検しましょう。
4. 積雪でホームタンクや配管を傷めないよう注意してください。
5. 灯油が流出したら、バルブを閉め、周りへ流れ出ないよう応急処置をしてください。そして速やかにお近くの消防署、市町村役場や県の地域機関に通報してください。
6. ストーブへの給油は、火を消してから行ってください。
7. カートリッジタンクに灯油を入れたら、キャップを確実に閉めてください。
   
8. ストーブの上に洗濯物を干したり、周りに燃えやすいものを置かないでください。